皆様、こう問われたらどう答えますか?「はい、運がいいです!」ですか「いいえ、いつもついていません」ですか?
僕は、こう答えます。「はい!いつも運だけはいいんです!」と。
「運」はコントロールできるのか?
人間は、この世に存在した時点で一番運がいい状態で生まれてきます。
なぜなら、あなたは天文学的な確率の中から選ばれ、この世に生を受けたのですから産声を上げた瞬間は最高に運がいい状態です。
では、なぜ現在の自分が考えている「運がいい」「ツキがある」あるいは「不運だ」「ついていない」と思うのでしょうか?
今までの生きてきた経験に左右される。
物心がついてきた頃から、いろいろな経験をしていきます。
特に幼少期の体験の記憶がその後の考えに大きく影響を及ぼしてきます。
一番初めに大きく影響を受けるのは、自分の親からです。
両親のタイプによって、その人の価値観や考え方が決まっていくと言っても過言ではありません。
例えば、親が過保護でなんでも先回りしてやっていまう親なら、あまり自分で判断しない子になっていきます。
また、なんでも否定的でことあるごとに叱る親だった場合、自分に自信が持てない子になります。
逆に、支持的でなんでも褒める親だった場合、自己肯定感の強い子になります。
子供の頃の体験によりタイプが決まる。
・自己肯定感が強い子→なんでもチャレンジし、失敗を恐れない。
・自分に自信がない子→物事に対し消極的で、失敗を恐れる。
・自分に否定的な子→やる前からあきらめており、そもそも挑戦しない。
このように、基本的な考えのスタンスにより物事に取り組む姿勢が大きく変わっていってしまいます。
ベースにある捉え方でその後の人生が左右される。
このように、自分の基本となる考え方や物事の捉え方により、「自分は運がいい」と思うのか、「自分はついていない」と思うのかが分かれてきます。
人は誰しも、「失敗」しながら物事を習得していきます。初めからなんでもできる人などいません。

「寝返り」でさえ、失敗から始まります。次に「ハイハイ」を失敗し、「よちよち歩き」を失敗します。
失敗しながら、転びながら、ぶつかりながら、痛くて泣きながら、徐々に歩けるようになっていきます。
このようにして、我々は「失敗」しながら成長していくのです。小さいうちはこの「失敗」を「失敗」とは微塵も思っていません。
失敗するのが当たりまえですから、失敗したとすら感じていないのです。
このようにして、人間としての基本的な技能を獲得し、さらなる応用として学童期を迎えます。
集団生活を送ると人はどう考えるか?
今までは、家庭の中や自分だけで解決してきたことが、学童期を迎えるころには「相手」という存在が出現してきます。
いままでは、自分と家族という小さな単位(ユニット)の中で生活をすればよかったんですが、今度は初めて自分と家族以外の存在、「他者」の存在と共存していくことになります。

いわゆる「集団生活」の始まりです。集団生活を送ると何が起きるかというと、そうです「他者との比較」です。
あの子は、「勉強」ができるとか、あの子は「運動」ができるとか、あの子は「人気がある」とか、他者と自分を比較します。
そうすると、他者と自分を比較して、これは相手と比べて自分はできていないと思い始めます。
自分は人より劣っているんだと。自分ができている部分はあまり注目はしません(なぜならすでにできていることは当たり前だから)。
そして、周囲の大人が子供を「評価」します。テストで「点数」をつけます。
通信簿でも評価をつけます。すると、自分の親もそれをもとに「評価」してきます。
親も、その「点数」や「評価」を見て自分の子の「価値」を測ろうとします。

他者と比べて自分の子はどうなのか?できているのか?劣っているのか?
そのように、他者と比べて個人を評価しますから、その子の個性はだんだん削られていき、周りの子と比べて平均的な子に育っていきます(特に日本は)。
平均的な子に育てる教育からどう脱却するか?
特に、日本の教育は「平均的な子」を育てる教育をします。なんでも、概ねできるような子が良いとされていますから、中央値から外れた子は修正されます。
だから、人よりなにか秀でたことがあったとしても、それを伸ばそうとはあまりしないのが現在の教育システムです。
大人も、あまりフューチャーしないし、子供もあまりにすごいと、やっかみが入りそれをつぶそうとし、いじめや仲間外れなどが起きてきます。
そのような体験をしてくると、おのずと平均を目指そうとし、なるべく目立たず、他者と協調し、自己を抑えようとします。
それ自体は、悪いことではないのですが、自分の可能性を自ら潰してしまう事にもなります。
そこで大事になるのが「自己肯定感」!
他者と比較し、平均的な子を目指していくと「消極的」な子供に育ちます。
周りの反応にビクビクしながら生きていくようになります。
自分は果たして「存在」していていいのだろうか? 他者に迷惑をかけていないだろうか?と常に不安を感じて生きていくことになります。
そこで大事になるのが、「自己肯定感」です。
自分を自分が認めてあげること、それが「自己肯定感」です。これは、「他者」は関係ない。
自分だけでいいのです。自分が決めていいのです。むしろ、自分以外は決められません。
自分はこの世に存在していいのだと思えるか?これが重要です。
やもすると、自分はこの世に必要とされてないのではないか?と思ってしまいます。自分の存在を自分が受け入れられていない。自分が自分を否定してしまう。
これでは、何もかもうまくいきません。一番大切なことは、「自分が自分を認め、受け入れること」!
これにつきます。
自分を受け入れるとどうなるか?
自分の存在を自分が認め、自己を受け入れると、「ああ、これでいいんだ」と思えるようになっていきます。
なにもかもが、これでよかったんだと。自分は生まれてきてよかったし、この世に必要とされていると思えるようになっていきます。
こうなると、必然的に存在しているだけで、「運」がいいことに気づいていきます。
「自分は運が良かったのだと」思えるようになっていきます。
あなたは、「存在」していいのです!
この世に必要のない人などいません。みんな、なにかしら「必要」とされています。
この世に必要とされているから、あなたはこの世に存在しているのです。
あなたには「価値」があります。とても大きな「価値」があります。
自信を持ってください! あなたには「価値」があります!
今、上手く行っていないと思っているあなた!心配しないで!
仕事や、学校、恋愛、家庭や子育てで上手くいっていないと思っている方がいると思います。
自分はどうして、上手くいかないんだろう?あの人はなにもかも上手くいっているように見える。

恋人と喧嘩した。子供が言うことを聞いてくれず、イライラする!など。
どうか、心配しないでください。 今の状況を捉えているのはあなた自身の「脳」です。
今の脳の考え方、捉え方がそのように感じさせているだけで、同じ現実や事象自体を変えずとも、自分自身の受け取り方を変えるだけで物事は変化していきます。
Lifestyle Redesign 生活様式の最適化
今のあなたのライフスタイルは、過去の経験によって決定づけられてきました。
ライフスタイルとは、物事の捉え方です。人によって同じ事象を「良く」も捉えるし、「悪く」も捉えます。
この後天的な物事の捉え方を多くの人は、もう変えられないものと思い込んでいます。
これは、自分の「性格」だからと。よく性格は変えられないといいます。確かに「性格」自体を変えることは難しいかもしれません。しかし、ライフスタイルなら変えることができます。
ライフスタイルは後から変えられます。「今日から自分は変わる」ということができるのです!
どうやってライフスタイルを変えるの?
答えは、とても簡単です。自分自身に言い聞かせれば良いのです。
「今までは、こう考えていたけど、今日からはこういう考え方でいくから、自分さんよろしくね!」と。
具体的には、「声に出して言う」です。
・自分は、運がいい。
・自分は、人の役に立っている。
・自分は必要とされている。
・なにもかも、上手くいく。
・毎日、いいことしか起こらない。
このようなことを「毎日」繰り返し、声に出すことで脳は徐々に勘違いを起こし始めます。
コンピューター的に言うと、脳に新しいデータを再インストールするような感じです。
あなたは、ツイている!
そうすることにより、あなたはツイている人生に変わってきます。
仕事がうまくいっていないとしても、これは、神様が自分を成長させてくれるために与えてくれた宿題なんだと思えるようになってきます。
神様は、その人が解決できることしか試練として与えてくれません。そのことを通じて、何か成長できるから目の前にあるのです。

保育士さんが、子供が私の言う事を聞いてくれない。他の先生の言うことなら聞くのに。私の時だけ、わざと園児達が悪いことばかりする。私は園児達になめられてるのかしら?という悩みがありました。
本当にそうでしょうか? もしかしたら、あなたは他の先生よりも「魅力的」なのではないでしょうか?
子供は、自分に注目してもらう為にわざと「悪いこと」をしたりするものです。それは、あなたに「注目」してほしいから。目を引きたいのです。
それを、悪い方に受け取って「叱ったり」「怒ったり」するのは逆効果です。
まず、受け入れてみましょう!この子たちは、自分が好きなんだ。自分ことが好きだから、こんなことをするのね。まぁかわいい!と。
おのずと「接し方」や「表情」に変化が生じるはずです。 こちらの気持ちは相手に「伝わる」ものです。
こちらが、「プラス」の感情で接すると、それが相手に伝わり、相手も「プラス」の変化をします。
面白いもので、逆もまた真なりです。「マイナス」感情で接してみてください。相手も「マイナス」な反応を返してくるはずです。
相手は、自分を映す鏡。
自分の感情で、相手の反応が変化するのは、理解できたでしょうか?
相手がいることで、物事がうまくいかない場合は、大抵「自分に非がある」ことが多いです。
上記の子供の例をとると、子供が言うことを聞いてくれなくて、イライラしているのは誰ですか?
イライラしているのは「自分」ではないですか? その「イライラ」が子供に伝わっているのです。
これが、「悪循環」「負のスパイラル」です。
悪循環は断ち切れます。自分の感情を「プラス」にして、「良循環」にしていきましょう!
あなたなら必ずできるはずです。自信を持ってください。
なぜなら、あなたは、「この世に必要とされている大切な人」だからです。
まとめ.
ここまで、読んでみていかかだったでしょうか?あなたは運がいい方ですか?
答えは「イエス」のはずです。 ツイているか、ツイていないかは、あなたが決めていいのです。
いつまでも、「不幸自慢」をする必要はありません。不幸自慢をすると、不幸がやってきます。
不幸ではなくて、「幸福」です。運がないのではなくて、「運がいい」のです。
今日あなたが、存在しているのはあなたがあなたの人生を生きるためです。あなたの人生は他人は生きてくれません。
そして、あなたは他者を幸せにするために存在しているのです。他者を幸せにして、あなた自身も幸せになる。この好循環こそが、人生に最も大事な事です。
今日一日が素晴らしいものになりますように!
最後まで読んで頂き、大変うれしく思います。ありがとうございました。
ではでは!


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