徐々に植物のことがわかってきたので、次は実用的で経済的な「野菜」を育てようと思いました。
最初に取り組んだのは、「トマト」、次に「ナス」と色々な野菜に挑戦していきました!
やはり、自分で育てた野菜を収穫して食べるというのは、感慨深いものがありますね!

トマト栽培について。
夏といえば真っ赤なトマト! プチトマトが調理もしないですぐにたべられるかと思い、まず、プチトマトに挑戦しようと思いました。
用意するもの
- トマトの苗
- プランター
- 野菜用培養土
- 鉢底石
- じょうろ
- 移植ごて(小型の園芸用シャベル)
- 支柱
- 麻ひも
トマトの苗を選ぶときのポイント
葉は、明るい緑色で、虫に食われているあとや病気により黄色く変色して部分がないものを選びましょう。
茎はまっすぐに伸び、節と節の間が縮まっているものが良い。
花が咲いている、もしくは、つぼみがついていて、双葉が残っているものだとより良い。
どんなプランターが良いか?
トマトの場合は根をしっかり張るため、たくさんの土が必要です。
また、土が多い方が肥料や水分の持ちも良くなるため、大きめのプランターを用意しましょう。
苗一本あたり、丸形だと直径30㎝(10号)で深さ30㎝以上、長方形型の場合は幅25~30㎝で深さ30㎝以上が目安です。
どんな土を使えばよいか?
元肥(植え付け前に施しておく肥料)がバランスよく配合された、市販の野菜用培養土がおススメ。
また、トマトは加湿・過乾によりカルシウムが不足すると、実の先端部分から色が変わり、陥没する尻腐れ病の原因になる。
プランターの土台つくり
トマトの植え付けをする日は、晴れた風の弱い日が良い。まずは苗を植えるプランターの準備から始めよう。
- プランターは事前にきれいに洗っておく。
- 鉢底石をプランターの底が見えなくなるくらいまで入れる。
- 野菜用培養土を入れる。
土の量に注意する
土は、1苗15リットル以上を目安にプランターの大きさに合わせて準備しよう。
ただし、プランターいっぱいに土を入れるのはNG。なぜなら、水を入れた時に溢れてしまうから。
プランターの土台づくり
プランターの準備ができたら、苗を植えていきましょう!
- プランターに植え付ける2時間前くらいに苗にたっぷりと水やりをする。こうすることで、苗が用意にビニール容器から抜けやすくなる。
- プランターの中心に、苗の根鉢(根と土が塊になったもの)が入るくらいのくぼみをつくる。
- 苗を容器ごと軽くひっくり返して、根鉢を崩さないように取り出す。苗を無理やり引っ張ると茎が折れたり根が切れたりして、その後の育成が大幅に遅れるので注意する。
- 根鉢が土の中にすっぽり入るように植え付けたら、苗が倒れないように土寄せ(根本に土を寄せかける)し、軽く押さえる。
- 根付け後は、土になじませるため、たっぷりと水をやる。

置き場所の選び方
日当たりや風通しがよく、雨が直接当たらないような場所が望ましい。
また、苗を植えた直後に低温(最低気温10℃以下)が10日以上続くと、育ちが悪くなり、葉のふちや茎が紫色になってくる場合がある。
その場合は、室内の日当たりの良い場所に移してあげましょう。
植え付けが終わったら支柱立て&誘引をする
苗を植えたら、生長して折れたり倒れたりしないように、苗のそばに支柱を立てます。
さらに、支柱と茎を麻ひもなどで結び付けていきます。この作業を「誘引」と言います。
今後も生長に合わせて1週間に1回程度、伸びた茎を誘引するようにしましょう。
《手順》
- 苗から10㎝のところに支柱をしっかりと差し込み、立てる
- 茎に麻ひもをかけて、支柱との間で8の字になるように2~3回ゆるく交差させる。
- ひもを支柱に回してしっかりと固定して結ぶ。
誘引のコツ
茎は生長すると伸びるだけでなく太くなっていくので、多少余裕を持たせてゆるく結ぶのがポイント!
水やりは午前中に!
苗を植えた後は毎日1回、トマトが光合成を始める午前中のなるべく早い時間にたっぷり水を与えましょう。
1週間ほどで苗が土に根付き、その後どんどん生長していきます。また、梅雨が明けたころから、土が乾きやすくなります。
土の状態によっては、昼すぎにもう一度水やりを行いましょう。
水やりのポイント
最初に土の表面が乾いていることを確認してから水をあげましょう。
葉に水がかからないように注意し、根本を中心にプランター全体に与えてください。
プランターの底から水が流れ出るくらいが適量です。
過度な水やりは、土の中の肥料の流出、根腐れの原因になります。
土の状態を見ながら、水やりを行っていきましょう。
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芽かきを行う
トマトは、根付いたら5、6月にかけてぐんぐん育っていきます。この時期に、不要な芽を取る「芽かき」を行います。
写真のように、茎と葉の付け根の部分から出てきた新しい芽を「わき芽」といいます。
わき芽をそのままにしておくと、芽が生長することに養分が使われてしまいます。
一つひとつの実を大きく生長させるためには、余分なわき芽を取り除くようにしましょう。
この作業を「芽かき」または「わき芽かき」といいます。
追肥を行う
培養土の中には、もともと野菜が育つのに必要な養分が含まれていますが、3週間ほどで使いきってしまいます。
その為、追加で栄養を与えていくことを「追肥」といいます。
化成肥料を10g、土の表面全体にまきましょう。最初の1回は、苗を植えてから2~3週間後を目安に。
以後、2週間ごとに1回を目安に行っていきましょう。
その際に、苗が倒れないように、軽く「土寄せ(土を根本に集める)」をすることも忘れずに行いましょう。
まとめ.
トマトは、植えてからも「誘引」や「芽かき」、「追肥」などいろいろやることが多くて、「育てている」感を強く感じることができます。
その分、トマトに愛情を注ぐことができ、より収穫の喜びが増すというものです。始めて収穫したときのトマトの味は忘れられません。
サラダやパスタなどにすぐに使うことができて、非常に重宝します。
人間は、土に触れ合うことに対して安心感や喜びを感じることができるようです。
みなさんも、この実用的でやりがいのある「トマト栽培」に取り組んでみてはいかがでしょうか?おススメします!
最後まで読んで頂き、大変うれしく思います。ありがとうございました。
ではでは!




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