皆さんの職場にも、嫌な上司の一人や二人は必ずいますよね?
そんな時の対処方法は「相手にしない」がベストです。
仕事を長く継続的に続ける為にも、その辺の対処方法をこれから見ていきたいと思います。
仕事をする上で避けられない上下関係について
組織で働く上で、避けられないのが「上下関係」ですよね。
会社という組織は、会社経営者というトップがいて、その下に部長、次長、課長、主任等の役職者が存在します。
会社が大きくなれば、なるほどその組織で働く人間の数も多くなりますから、それらをまとめる為にも、「管理職」は必要になっていきます。
例えばあなたが、入職したばかりの新入社員だとしましょう。
新人のあなたを教育する「先輩」は入社3年目です。
その先輩を指導しているのは入社5年目の「主任」さんです。
その主任さんを指導しているのは、入社10年目の「課長」さんです。
その課長さんを管理しているのは入社15年目の「次長」さんです。
その次長さんを統括しているのは入社20年目の「部長」さんです。
その部長さんを怒鳴りつけているのが、創業25年目の「社長」さんです(笑)!
このように、組織には多くの上下関係が存在しています。
また、入職年次による年功序列も、昔に比べれば減ってはきているものの、存在はしています。
組織の目的は「利益」を上げること
会社の一番の目的は、「利益」を上げることです。
資本主義社会において、会社が存続する為にはその会社が正常な利益を生み出さなければなりません。
会社に入って働く大きな目的の一つには、「給料」をもらうという事があるかと思います。
いわゆる「サラリーマン」ですね。
ひと昔前は、日本のサラリーマンは世界中で活躍した「企業戦士」なんて言って持ち上げられました。
これは、高度経済成長期の人権を無視した働き方を正当化した都合のいい言い方ではあったんですが、働けば収入も右肩上がりに増えていった時代ではそれも良かったのかもしれません。
会社という組織の性質上、経営トップはその会社を存続し、会社で働く社員の生活を保障していかなくてはいけないという使命があります。
その為、会社のトップは業績を上げるということに意識を向けざるを得ません。
経営トップが、「業績を上げろ」と命令すれば、その下の役職者に指示命令が伝達され、それぞれの部署でしかるべき仕事を行うことになるわけです。
トップと平社員の間に挟まれた「中間管理職」は必ず上と下に挟まれた状態になります。
上からは、業績をあげろと命令が下りてきます。
下からは、現場のリアルな声が上がってきます。
「中間管理職」はその間を取りもち、両者のすり合わせを行われければなりません。
実は中間管理職は、「ツライ」立場にいるのです。
中間管理職の役目とは?
経営トップからの無理難題を命じられた部長は、次長へ課題を投げ、その次長は課長へ問題を渡し、課長は主任に問題を下ろし、主任と新人は現場で走るという構図が成り立っています。
新人の内は、目の前にある仕事をこなすだけで精一杯です。
問題は、上に立った人達ですね。
人の上に立つと、今まで見えなかった景色が色々と見えるようになってきます。
管理職となった人の一番の仕事は、「人を動かす」ことです。
経験してみると良くわかることですが、これが実に難しい仕事です。
学生時代に、集団スポーツなどを経験した人は、組織的に動くという駒の役割はできます。
しかし、管理監督となると、勝手は違ってきます。
野球の監督経験者ならいいのですが、多くの人はプレーヤーとして育ってきていますので、上に立ち「人を動かす」となると途端にできなくなる人が出てきます。
上の立場に立ち、いざ人を動かそうとした時にあまりに上手く行かず愕然とします。
そして、上司は数々の失敗と迷走を繰り返していくことになります。
上司の指示が見当はずれで、やる気を失う
上司の指示が見当はずれで、やる気を失っている社員は大勢いると思います。
また、理由もわからず怒られたという経験もあるかもしれません。
そんな経験をすると、部下はたちまちやる気を失い、イラ立ちがつのり職場での人間関係が悪化していくのです。

上司の理不尽な怒りや、意味不明な言動は、実は上司本人も「混乱」しているのです。
上司も、部下が思うように動いてくれないと頭を悩ましています。
すると、上司もいろいろな手段で、部下を動かしてみようとします。
手を変え、品を変え色々と試行錯誤しているのです。
時には、人間関係を改善しようと、プライベートの趣味を聞いてみたり、家族構成や個人的な内情を聞いてみたりします。
しかし、そのパーソナルな部分への侵入の仕方が下手で、土足で荒らしてしまうような事をしてしまうのですが、問題は本人がそれに気づいていないことです。
上司が良かれと思ってやっていることが、部下には全く届いていない。
届いていないどころが、迷惑にすらなっているという状況です。
これが、職場環境が悪くなっていく原因の一つです。
では、どうすれば良いか?
※ここで、ポイントがあります。
・上司を変えようとしないこと!
・上司の陰口を言わないこと!
・部下同士で結託して上司を攻撃しないこと!
・自分を責めないこと!
・他責にしないこと!
まず、一番ダメなのが自分の力で上司自体を変えようとすること。
これは、ダメです。はっきり言って時間の無駄です。
よくありがちなミスなんですが、人を変えることはできません。そこは注意です。
自分の力で上司を変えようとするから、上手くいなくて結局自分が疲弊するのです。
次に、集団で「悪口」を言わない事。これも大事です。
なぜ、重要かと言うと、悪口を言うと自分に跳ね返ってくるからです。
負のオーラを口に出すと、巡り巡って自分に返ってきてしまいます。
みんなで結託して上司を攻撃するのも、同じことです。
次にいけないのは、こういう状態になったのは、「自分のせいだ」と自分を責めない事。
自分を責めると、うつ病を引き起こし結局自分にダメージを負うのでやめましょう。
他責にすると、問題は解決しませんので、他責もダメです。
最終的には、「受け流す」というスキルを身につけましょう!
まとめ.
職場に、上司はつきものです。必ず嫌な上司はいるものです。
これは、社会人として避けては通れないものでしょう。
従って、どうすれば良いかというと「上手く避ける」「相手にしない」「サッとかわす」というスキルを身につけましょう!
長く仕事をしていく上では重要なスキルです。一度身につけてしまえば、ずっと使えますし、どこでも通用します。
上司も「悩んで」「混迷」しているんだと部下も頭の中で理解できていると、対応も案外変わってくるものです。
互いに、理解し互いにぶつからないようなスキルを磨いていってください。
「相手にしない」というのも一つの手段ですよ。
最後まで、読んで頂き大変うれしく思います。ありがとうございました。
ではでは!
最後まで読んで頂きありがとうございます。ではでは~!

